ひょんなことから故障しているZenfone5の32GBモデルを手に入れました。
故障は画面の損傷ということでガラスが割れています。
液晶は生きているので映しだされている内容はわかりますが操作する時危ない状態です。
今回はこれを修理して映るところまでをズラズラっとやりましたのでサラサラっと記事にします。
[adsense]
落下による衝撃で表面のガラスが破損、 これ直せるの?
結論から申し上げましょう。 直せます。
で、さらに申し上げます。 一連の修理手順を書こうと思いましたがどう考えても参考にさせてもらった記事のほうがわかりやすい!
ということで修理方法に関してはそちらを御覧ください…→まず分解 mazu-bunkai.com
私は修理する中で思ったことを綴るのみです。
部品はこちら amazonで購入可能
画面の部品はガラスと液晶が一体になっているものしかないのでそれを選択。
「画面のみ」と「画面+工具セット」の2種類が販売されていて私は工具付きを購入しました。
そして届いた画面パーツはこんな感じです。 一応制電パックみたいなやつに入っていました。
ちなみに工具はこんなかんじです。
吸盤とギターのピックと樹脂製のツメと小さいプラスドライバー、小さいトルクスドライバー
ちなみに小さいトルクスは今回使用しません。
とりあえず難しいことはない。 部品にキズを付けないようにだけ注意
Zenfone5はiphoneと違って特殊なネジを使用しているわけでもなく、特殊な構造になっているわけでもなく、なんというかアナログチックな造りをしています。
分解したかどうかの判断の為に 最初に外すネジの1つにシールが貼ってあるだけという昔ながらの感じがたまりません。
シール貼ってあります。 剥がそうと思いましたがうまく剥がれなかったのでそのままネジを回しました。
ネジは長さが違う物があるため、わからなくならないように並べておくのがベターだと思います。
これは車を弄るとき、パソコンや家電を分解するときも同様ですね。 同じ位置に同じものを戻すのがセオリーです。
どんどん分解していきます。 デシカメとか分解したことがあるなら見覚えのある造りが待っているはずです。
バッテリーの交換も可能 保証期間過ぎても安く直せる端末っていいです
メーカーに修理に出すと保証期間を過ぎている場合は工賃と部品代が実費請求されますよね。
これが高い。 何故か。 分解はメーカーの公開していないノウハウとして扱われる為である、とかなんとか。
そして単純に純正修理パーツは高いですよ。 クオリティは間違いないですけどね。
コレに比べて自分で直す場合は自分のウデと仕入れるパーツ次第となります。
まぁ、今はamazon等で修理パーツが簡単に手に入る時代のようですから難しく考えることはないんですけど・・・。
と、いうことで?? Zenfone5はバッテリーも自分で交換できます。
バッテリーの消耗具合に関してはまだわからないので今回はそのまま使用します。
指紋…シモン… 組み立ては素手なのか
内部を見て気づいた点、それは指紋が残っているということ。
間違いなく組立工程の際に付着した指紋なんですよね。 これって、素手で組み立てているということですよ。
以前、私も製造業で基板を使った製品を扱ったことがありますがこんなにベッタリと触ることはなかったですね。
ましてやスマホですから静電気で一発KOもあり得るわけですよ。 これはヒドい。と言わざるを得ません。
これはメーカーの方針なのでしょうからこれ以上とやかく言うつもりはありませんがMade in Japanとおとなりの国の違いはこういう点ですね。
品質管理が甘めなんです。色々見て思いました。
とかなんとか言ってますけどこれによって誤作動が起きているわけでもない。
逆に考えれば日本の品質管理はやり過ぎってことかもしれません。。はい。
画面を外します 温めてバリバリ剥がしていきます あとは新しい部品を貼り付けるだけ
画面は両面テープでベースにくっついている構造です。
両面テープをヒートガンやドライヤーで温めて柔らかくしてから剥がします。こうすると簡単なんですね。
で、小さいマイナスできっかけを作ってその隙間にピックを差し込んで徐々に開いていきます。
そして、吸盤を画面に貼り付けて持ち上げます。そのまま画面をベースから引き剥がす感じで。
そして、このあと剥がした後のテープを除去し、薄めの両面テープを元テープがついていた部分に貼り付けていきます。
非常にアナログな作業です。 切り貼り、カット&ペーストです。
カーブのあるところはデザインナイフがオススメです。
直線部分は糊が付かない処理がされているハサミがいいですね。
私は3Mのハサミをこの前のamazon primeで手に入れてましたのでそれを使いました。
やはりいつまでも簡単に切れるので楽でしたよ。
両面テープ貼り付けが完了したら、旧画面からノイズ対策用テープを移植するのを忘れずに行っておくのが大切だそうです。
あとは分解と逆の手順で組み立てです。
フィルムケーブルへキズを付けないように注意し、ロックのし忘れや接続忘れをしないように組み立てましょう。
電源ONの確認と、タッチ操作できるかを確認できたらネジを締めて裏蓋つけて完成です。画面の保護フィルムと黒い保護シールをはがせばきれいな画面が現れます。
しっかり「ASUS」の文字もありました。純正なのかな?それとも純正のようなクオリティなのか。
どちらにせよしっかり動作しますのでこれにて修理完了です。
と、いうことで分解し、指紋を確認し、組み立てて動作確認という流れでしたが。
安い端末ですからね。色々あるとは思いますけど自分で安く直せるというのは利点です。
画面割れてる方、その端末も直せるかもしれません。
検索すると直した方の記事がヒットするかも。 お試しあれ。
コメント