今月20日と27日にNEC製新型WiMAX用モバイルルーター「WX02」が発売となります。
2色展開でパールホワイトが20日、マットブラックが27日からとなりますが、前機種からどう変わったのか見ていきます。
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スペック
機種名 | Speed Wi-Fi NEXT WX02 |
サイズ | 約110×66×9.3mm |
無線LAN規格 | IEEE802.11ac/a/b/g/n |
使用時間 | 「WiMAX 2+」 ・Wi-Fi接続時 4×4:約7時間20分 2×2:約8時間10分 ・Bluetooth接続時 4×4:約9時間 2×2:約10時間30分 「WiMAX」 ・Wi-Fi接続時:約10時間 ・Bluetoorh接続時:約12時間 |
カラー | パールホワイト マットブラック |
重量 | 約95g |
同時接続可能台数 | 最大10台 |
対応OS | Windows Vista®、Windows®7、Windows®8、Windows®8.1 Mac OS X v10.5/v10.6/v10.7/v10.8/v10.9/v10.10 |
変わった点・変わらない点
前機種よりスペックアップしたポイントとして、使用時間の長時間化が挙げられます。
さらに、バッテリーセーブ関係でエコモードに加えてバランスモードが追加されています。
本体のカラーは3色展開から2色展開になってしまったのは少し残念なところですが、後から追加色として出てきそうな気もします。
また、ACアダプタとクレードルが必要な場合、現段階では完全なオプション扱いとなっているため、別途買いそろえる必要があります。
クレードルがなくても通信は可能ですし、充電は本体に付属のmicroUSBでできるのでこの辺りは後から買い揃えても問題ないかと思います。
選択できるモードは変わらずハイスピードモードのみ。
一応、回線の種類としてWiMAX2+ではないWiMAXもありますが、選択は端末の通信状況に応じて自動的に変わる仕様なので意図的に通信制限のないWiMAXを使うといった使用方法はできません。
もし、WiMAX2+、WiMAXを使い分けたいと言う場合には現在は販売されていないHUAWEI製のHWD15等を中古で手に入れるのがベターかと思います。
参考:これからWimaxを契約しようとしている人はUroad-home2+を契約し、HWD15を中古で手に入れるのがベターかもしれない
WiMAX2+の3日間3GBの制限が緩くなったとはいえ、制限中はやはり遅いなぁと感じる時間帯があったりするものです。
ただ、この制限に引っかからないように通信料をコントロールする術として前日までの3日間と今日までの3日間の通信量をモニタリングできるようになりました。
本体のディスプレイに表示されるので確認しやすいのが良いですね。
サイズに関しては、ほぼ変わりなしというところ。
故に重量も2gの差と両者を持ち比べてもわからない程度となっています。
まとめ
前機種WX01からの正統進化端末となっているので、これからWiMAXを契約しようという方でWX01かWX02のどちらかと言われたら間違い無くWX02を選択するのが良いと言えます。
WiMAX2+が受信しにくい地域や環境にて使用する方は4G LTEが受信できてCAができるW01がオススメです。
要約すると、都心部にて使用するならWX02,地方や山間部であればW01を選択するのが良いと思います。
12月1日現在で私がオススメできるプロバイダの中でWX02を選択できるのは3社すべて(GMO/So-net/BIGLOBE)となります。
参考:WiMAXを使うならプロバイダ通しで契約がお得:オススメのプロバイダ3社をピックアップ:決め手はキャッシュバック
3社ともキャッシュバックが高額なプロバイダとなっており、通信費用が初月無料となります。
WX02はそれぞれ20日と27日の販売開始ですが、今すぐに必要という場合を除いて2社とも来月12月1日以降の”受け取り”にすると実質的に無料にて使用できる日数が増えます。
So-netもGMOとくとくBBも、申し込んだ端末を受け取った日が初月扱い(11月30日に受け取ると11月分、12月2日に受け取ると12月分)となります。
ベストケースは申し込みを月末である30日位に行い、プロバイダから端末が発送されて、受け取るのを次の月の1日、2日あたりにうまく調整できた場合です。
しかし、欲張って28日くらいに申し込むとギリギリ月末に端末が届いてしまい、最悪の場合1日分しか無料にならない、というケースが考えられるのでやはり無難に30日程度に申し込むのがオススメです。