発売より数日経過して色々な方の情報によりデュアルsimが4Gで使えるというような情報もチラホラと見かけるようになりました。
私もそろそろ再検証してみようかなというところです。
さて、今回は手の小さい方でも操作しやすくなるZenMotionの機能である「片手モード」と、開発者じゃなくても設定しておきたい「開発者オプション」、
そしてZenfone2Laserで最も優れた機能の1、2位を争うと思う(私的に)「タッチジェスチャー」の紹介をしていきたいと思います。
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手の小さな方に聞いてほしい 簡単に起動できる「片手モード」
以前の機種よりあったようですが2Laserでも搭載です。「片手モード」
設定にてホームボタンのダブルタップで「片手モード」を起動するように設定します。デフォルトではOFFになっていますので。
「ASUSカスタマイズ設定」の先に「片手モード」のON/OFFがあります。
そちらを設定し、ホームボタンをダブルタップすると
こんな風に左下に画面が小さくなって移動します。
黒い背景部分が通常の画面ですので横幅が2/3、縦幅が3/4程の大きさになります。この状態で、画面上にも「戻る」「ホーム」「タスク」が存在するのがわかると思います。
本体の上記3種ボタンと合わせて押すことが出来ます。
又、この縮小画面サイズは上の画面が一番小さくできる限界値ですが大きくであれば画面端まで調節できます。
このようにサイズ変更可能です。上の画像は大きさ調整中ですので、黄色枠にてこの後手を離した際に広がる画面サイズを表しています。
元に戻したいは場合は再度、ホームボタンをダブルタップすればOKです。
この機能の優れている点は、このままスリープモードにして再度起動した際にも「片手モード」にて開始される点です。
さらに、調節したサイズが記憶されているので再度設定し直す必要もありません。
地味に、設定がリセットされないのはいいことだと思います。
しかし、残念な点で言うと、このままカメラモードに突入した際等も「片手モード」が継続してしまう点です。
カメラ使用時は勝手に戻る、もしくはその点を設定できれば尚良かったと思います。又、左側にしか寄せられないという点も気になりました。左手で端末を操作する場合はいいのですが、右手だと空白を挟んで画面が遠くなります。右寄せでも設置できるといいのですが。 出来るのでしょか?私がわかってないだけ?画面上の白い部分を長押しすると任意の位置に変更可能でした。失礼しました。
コレによって、右手で使う場合は右寄せ、さらに真ん中に設置するということも可能でした。
ちなみにiphoneにもこの機能はありますが、下半分がいなくなってしまいますし、継続してこのまま使用出来ません。
ですから、↑の機能って使わないんですよね。使う場面がないor限られすぎているのです。
その点、Zenfone2Laserの「片手モード」は良く考えられていると思いました。
開発者で無くても使える機能がある「開発者向けオプション」
「開発者向けオプション」は購入当初は設定画面に表示されません。
「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア情報」→「ビルド番号を10回連続でタップ」
すると、設定画面に「開発者向けオプション」が表示されます。
この機能、通常であればあまり、というかほぼイジらないほうがいい機能のあふれた危ない設定画面なのですが、ちょっと使える機能があるのでそれだけ紹介。
それが、「タップを表示」という機能。タップを表示の真ん中に白い点があるのがわかるでしょうか?
こちらが今回の機能ですが、タッチしたポイントが一時的(ほぼ一瞬)に表示される機能です。
コレによって、細かいポイント操作が視認出来ますので操作性が向上します。
思い通りのところがタッチ出来ない。 という方は一度この機能を使って自分がどの辺をタッチしているのか確認してみてはいかがでしょうか?
ちなみに私はこの機能を常にONにして使用しています。 細かいですけど結構使える機能だと思います。
ただ、他の項目は触らないほうが良いのでくれぐれも気をつけてください。
新機能 「タッチジェスチャー」は直接的にアプリを起動出来る優れたヤツ!
今回私が推している機能はこれです。「タッチジェスチャー」
どのような機能かといいますと、
- スリープ状態から画面をダブルタップすると起動する
- 起動状態でホーム画面の空いているところをダブルタップするとスリープになる
- スリープ状態から「W、S、e、C、Z、V」の6つのアルファベットを画面になぞるとそれぞれに設定したアプリが起動する
といったものです。
「設定」→「ZenMotion」から設定可能です。
ダブルタップで起動は2代目のZenfone2でも搭載していた機能ですがタッチジェスチャーは今回よりの新機能です。
私は「W」でgoogle検索、「e」でGmailが開くように設定。その他はデフォルトのまま使用しています。
これによって、調べたいワードがあるときは「W」と画面をなぞり、検索アプリを起動、目の前にある光景をすぐ撮りたい!というときは「C」と画面をなぞります。
まるで手品のようにアプリが開く様は「使いこなしてる感」があって気持ちいいものです。
勿論、ネタではなくすごく便利な機能です。 ホーム画面、ロック画面をすっ飛ばしてアプリを起動できるので時間をロスしません。
但し、ロックにパターンやPINコード等を設定している場合はその画面を通過後に起動します。
また、ロックスクリーンの設定では音量ボタンをダブルクリックすることでカメラを起動するという機能もあります。
この「タッチジェスチャー」の優れている点は片手モードを使用するような方でも画面のダブルタップで起動出来る事と先に挙げたようにホーム画面を表示すること無く直接的にアプリを起動できることです。
Zenfone2Laserの起動ボタンは端末でいうと上の方の側面に設置されていますから、手の大きめな方でもあまり起動しやすいとは言えない位置にあります。しかし、ダブルタップで起動するように設定すれば上のボタンを使わずに済みます。
この辺りは、先代の5.5インチだったZenfone2で培った技術とさらに上を目指したASUSの発明力を評価するポイントだと思います。
「ZenMotion」 凄いです。便利です。
色々な独自の機能が搭載されているZenfone2Laserですが、この機能はデュアルsimと並んで一番のウリだと言っても過言でないと思います。さくさくと動作することも大切ですが、そもそも使いやすい事が大前提ですからユーザーの事をよく考えているなと関心しました。
今回はベタ褒めな記事でしたが皆さんも店頭で試してみてください。きっと「良い機能だ」と思うはずです。
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