先程外観のフォトレビューを行った極 KIWAMIのベンチマークを行ってみました。
オクタコア搭載の端末の性能は如何に・・・。
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使用したベンチマークソフト
ベンチマークに使用したソフトはお馴染みAntutu Benchmark V5.7.1と同社のAntutu Video Tester V3.0です。
前者は端末の全体的な性能を測ることが出来るソフト、後者は主に映像系、音声系の性能を見ること出来ます。
Antutu Benchmarkの結果
まずは全体的な性能を測ることが出来るAntutu Benchmarkの結果。
総合スコアは48391。
並びに安定性のテスト結果が右側ですが温度変化は最大で40度、何度か試しましたが40度より上の数値は確認できませんでした。(室内25度)
SONY製の端末で異常発熱(仕様)が騒がれていますが極はその辺りは問題無さそうです。
裏面の指紋センサーあたりに熱を感じましたがほんわりとした温かみという印象で決して熱さは感じませんでした。
48391という数値ですが、他端末と比較すると上記のようになります。
4GBZenfone2には及ばない結果となりました。
私が持っている他の端末ですとZenfone2Laser.
こちらだと23051という数値ですのでそれの約2倍となります。
また、以前所持していたNexus9は53654でした。
約5000程の差が有りますが価格的に考えると大検討している「極」といったところでしょうか。
画面の同時タッチは5タッチまで対応。
スマホであれば十分なタッチ数なのではないでしょうか。
タブレットだと10タッチまで対応している製品もありますが正直そんなに使うのだろうか、というところ。右画像はHTML5テストの結果です。わかる方にどうぞ。
Antutu Video Testerの結果
さて、次に映像系のテスト結果。
こちらではどんなビデオフォーマットがサポートされているのか、どの程度のビデオ品質に対応しているかが確認できます。
スコアは985でした。
一般的な音楽の場合のmp3,映像のmp4などには対応しているので特に気にすること無く楽しむことが出来るのではと思います。
スコア985に対して他端末は上記のような結果。
Galaxy Note4と同程度のスコアとなりました。
今回使用したAntutu Video Testerは3D映像のテスト中に色々な拡張子等が試されるソフトとなっていますが、途中で2Kや4Kの映像も試されます。
見ていた限りではその時にカクつきがありましたのでポリゴン数の多い映像などは苦手なのかなという感じでした。
端末の性能
最後に端末の情報を載っけておきます。
ストレージは32GBとなっていますが実際に使用できるのは22GB程度となっているようです。
同じくメモリも3GBとなっていますが実際には2.8GB程度となります。
まとめ
ベンチマークの結果的には価格面も考慮するとかなりコスパの高い製品であることがわかりました。
さすがにオクタコア端末だけあり、演算処理のスコアはかなり高い数値でした。
しかしながら、映像描写に関してはCPUの性能を持て余してしまうような感じで、スマホで楽しめる超高画質ゲーム等には不安が残る結果となりました。
この辺りは実際にゲーム等をしてみてレポートをしたいと思っています。(何のゲームがテストに妥当なのでしょう・・・?)
一般的な使用用途(電話、メール、ウェブブラウジング、音楽や動画)であれば何の不自由もなく使うことが出来るであろう極のベンチマーク結果でした。