10月10日まで開催されていたCEATEC2015。
その中のHUAWEIブースにおいて日本未発売の製品が多数展示されていました。
中でも、HUAWEI WATCHはこれまでのガジェット感の強いスマートウォッチとは違い、デザインにこだわった腕時計となっており、仕事、プライベート問わずに使用できそうな期待できる「腕時計」に仕上がっていました。
今回、時間ごとの製品紹介イベントでHUAWEI WATCHが紹介されていたので話を聞いてきました。
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丸い文字盤のスマートウォッチ
これまでありそうでなかった通常の時計と同サイズの丸い文字盤のスマートウォッチ。
同社のTalkbandなどもそうですが長方形であったり、Apple Watchも角のとれた四角いデザインとなっていますが、HUAWEI WATCHは一般的なメンズの腕時計と同サイズの文字盤(液晶)を搭載しています。
物理ボタンとして2時部分に竜頭型のボタンを搭載。
これは人間工学に基づいた結果となっており、左手に腕時計を嵌めた際に右手で押しやすい位置となっているようです。
一度押すと文字盤のデザインが違うものに変わります。
長押しするとメニューが開き、マップやメールといったアプリを呼び出すことが可能となっていました。
そして、スマートウォッチらしからぬのが完全な円形のディスプレイ。
この円の中に解像度400×400(286ppi)の液晶が埋め込まれています。
密度の高い液晶ですので非常に綺麗な映りとなっていて、AMOLEDを採用することで秒針が動くその様でさえ本物の時計のように見えるとのこと。
ベゼル部分を0.6mmと極限まで薄くすることで42mmの円形のうち、72%を占めるディスプレイを搭載することが出来たようです。
尚、スマートウォッチではありますが基本的に腕時計というと常に時間を示しているモノ。
ということで、常に時間を示す機能を搭載。
これによって「スリープ状態になってしまい、タッチしないと時間が見れない」ということがなくなります。
この辺りは後述するバッテリーの持ちにも関わってくる話ではありますが、自信があるということでしょう。
スペック
OS | Andriod Wear |
対応OS | Android 4.3+ iOS 8.2+ |
CPU | APQ 8026 1.2GHz |
RAM | 512MB |
ROM | 4GB |
ディスプレイ | 1.4インチ AMOLED 400×400 |
素材 | ステンレスケース、サファイアガラス |
サイズ・重量(バンドごと) | 直径:42mm ベルト幅:18mm 厚さ:11.3mm 重さ:レザー 61g フラットメタル 96g チェーンメタル 131g |
防水、防塵機能 | IP67 |
センサー | Gyroscope + Accelerometer Heart rate sensor(PPG) Barometer Vibration Motor |
通信機能 | Bluetooth4.1/BLE Wi-Fi 802.11 b/g/n |
バッテリー | 300mAh 1.5日持続 |
価格 | 参考:Amazon ブラック×フラットメタル ¥62.420- シルバー×メタル ¥55.940- シルバー×ブラックレザー ¥49.460- ゴールド×ブラウンレザー ¥88.340- |
バッテリーの持ちが1,5日とのことでかなり使ったとしても1日は持つ模様。
さらに、防水、防塵機能もIP67とホコリにも水にもかなり強い設計。
さすがに海などでつけっぱなしというのはマズいかもしれませんが、日常的につけっぱなしでも全く問題無さそうです。
カラーバリエーションは3色、バンドは付け替え可能
カラーはブラック、シルバー、ゴールドの3色。
ベゼルのデザインもカラーによって違うようです。
バンドも「ブラックレザー」「ブラウンレザー」「フラットメタル」「メッシュメタル」の4種類用意しているようで組み合わせによってだいぶ印象が変わります。
なお、一般的な腕時計と同サイズの18mm幅を使用しているため、付け替えることが可能。
装着はバネ棒によって取り付けられているとのこと。
Apple Watchなどと違い、汎用性が高いのはユーザーにとってはありがたい仕様ですね。
「デザイン」にこだわったスマートウォッチ
HUAWEIでは時計に対するデザインの知識、技術が乏しいため、専門のデザイナーを招いて設計、デザインを行ったそうです。
その結果としてこの前開催されていた世界的なイベントであるIFAやMWCで賞を受賞しているようです。
その他にも、マイクの穴を見える部分に空けないというこだわりで、背面にマイクが設置されている模様。
素材はガラス部分にサファイア、ベゼルや側面等はステンレス316Lを使用。
冷間鍛造の技術を採用することで強度も十分に確保しているようです。
と、いうことで製造工程においてもかなりのこだわりを持っていることをアピールしていました。
ウェアラブル機能もしっかり搭載
防水機能もしっかりしているので汗をかいてしまう場面でも問題なし。
運動にもOK、日常的な健康管理としてもOKな機能をしっかりと備えています。
OSはAndriod Wear
勿論、スマホとの連携もOK
OK Google等による検索が簡単にできる。
Google nowの情報を一目で確認できる。
アップデートはクラウドを通してWi-Fi接続することで可能とのこと。
音楽の再生:スマホがなくても内蔵ROMからBluetooth接続のイヤホンを通して聞けるとのこと。
運動時に大きな荷物となるスマホを持たなくても良いのは素晴らしいです。
他にも、スマホを探す機能、スマホのカメラ等をリモートで撮影する機能が搭載されているようです。
装着イメージと実物
モデルさんが装着したイメージ図がこちら
うーん、ふつくしい…。(どっちが)
グーグルマップも小さい画面ながら解像度、ppiが良いこともあって鮮明に見ることが出来ました。
タッチの反応もかなりよさ気でした。
まとめ
正直、CEATECのHUAWEIブースにいくまでノーマークな端末だったのですが、一目見てこれはほしい!と思う製品でした。
価格は高級な腕時計ほど高くはありませんが、決して安いとも言えず。
長く使えるのであればいい買い物となるのではと思います。
発売は10月16日、現在予約が可能となっています。
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