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IT・エレクトロニクスの祭典:CEATEC2015の各ブースの様子をまとめてみた:HUAWEI G8やHonor7も展示されていた

10月7日から10日にかけて幕張メッセにて開催されていたCEATEC2015。
前回の記事ではHUAWEIの「HUAWEI Watch」にフォーカスしました。

参考:CEATECで発見:HUAWEI WATCHは普段使い用にも最適なデザインのスマートウォッチに仕上がっていた

今回はその他のメーカーのブースも含め、撮ってきた写真とともに、CEATECとはどんなイベントなのかをお伝えできればと思います。

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目次

SONY

今回、SONYによるブースはありませんでしたが、クラウドファンディングで有名になったWena wristが展示されていました。

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パーツごとに並べられた断面図的なオブジェがインパクト大でした。

参考:wena wrist | First Flight

HONDA

燃料電池車ののコンセプトカーが展示されていました。

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リヤにモーターを搭載することから、リヤ駆動となるのでしょう。
インバーターを搭載しているので、被災時等に外部給電用バッテリーとして使用することも可能のようです。

株式会社エーアイ

初音ミクで有名になった人工音声。
これを使用し、自然な会話音声を作ることが可能な技術のようです。DSC02068

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アンドロイド・ロボットが喋るというパフォーマンスを披露していました。

EPSON

ウェアラブルデバイスやTシャツ用プリンターが展示されていました。

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プリンターの会社として一般的に知られていますが、ウェアラブルデバイスも多数開発しており、他にもモバイルPCのエンデバーシリーズや、電子ペーパー腕時計のスマートウォッチ等、色々な製品を開発しています。

参考:電子ペーパーな腕時計であるエプソン スマートキャンバスは贈り物にも最適:保護フィルムはミヤビックスで制作してもらった(販売開始)

Tシャツへのプリントは、よくあるいかにも塗料を乗っけましたという触り心地でなく、Tシャツの素材と一体化したかのような優しい触り心地でした。
勿論Tシャツの素材によって触り心地は左右されると思いますが、家庭にあるプリンターでオリジナルTシャツが作れるようになる日もそう遠くないかもしれません。ちなみに現在の価格は168万円。
まだ企業向けな製品ですね。今後に期待です。

ワイヤレスパワーコンソーシアム

スマホのワイヤレス充電でお馴染みのQiの技術を日常の生活の中にも取り込み、より便利なデバイスが作れないか。ということで色々なアイディアが紹介されていました。

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ワイヤレスのハンダゴテや、靴用の電気ホッカイロ等、実現できるかどうかは別として色々なアイディアがあり、見ているだけでもなんとなく未来に期待したくなるワクワクするブースでした。
学生のアイディアが多かったのですが、なかなか柔らかい頭をしているなぁとジジ臭い感想を抱いたのは秘密です。

BOE

中国のディスプレイメーカーのようで、今回CEATECに足を運んで初めて知ったメーカーでした。
とにかく大きなディスプレイが展示されており、驚きなのがなんと98型の解像度が8Kという点。
これには来場者も足を止めてディスプレイをまじまじと見ていました。

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解像度は7680×4320と4Kの2倍。
IPS液晶採用なので上下左右178度以内であればどこからでも綺麗に見えるようです。
ちなみに重量は200kg、消費電力は1200W。
エコとは程遠い製品ですが、技術の進歩というのはすごいんだなぁと改めて知らされました。

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ちなみに、10Kとかいう意味の分からないヤツもありました。
これに対応する映像ってどうすれば撮れるんでしょう?

富士通研究所

指輪型ウェアラブルデバイスや靴の中に搭載するセンサーが展示されていました。

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指輪にはモーションセンサーやNFCリーダーが内蔵されているとの事。

靴用のセンサーは圧力を計測し、踏み方、重心等を割り出すことで健康面に役立てられるのではというアイディアの様です。

SHARP

このブースでは話題になっているロボット型電話機の「ROBOHON」に人だかりが出来ていました。DSC02138 DSC02137

実演もしていて、特に高齢の方に喜ばれるであろう応対機能をアピールしていました。
誰から電話が来たとか、今日は誰の誕生日だとか。
話し相手がひとり増える、そんな可能性を秘めた電話機となっていました。

JVC

超高級オーティオとして、コーン部に木を使ったスピーカーが展示、販売されていました。

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小さなスピーカーとは思えない素晴らしい音でした。

ただ、お値段もかなりのモノでしたけども。

OMRON

人体に貼り付けることで常に体温をモニタリング出来る技術が発表されていました。
体温計や血圧計等でお馴染みのOMRON.
今後、さらに技術が発展すれば赤ちゃんやお年寄りの世話、介護がぐっと楽になるかもしれません。

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JAWBONE

ウェアラブルデバイスメーカーとして有名なJAWBONEからは新作のUP2Rope、UP3が展示されていました。

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UP2とUP3の大きな違いは心拍数が計測できるか否かという点との事。
運動するにあたってはやはり心拍測定が出来る方が何かと便利かと思いますが、手頃な価格を求めている方にはUP2の価格設定が良いのかもしれません。
どちらもスポーティなデザインで、運動中に邪魔にならぬよう、とてもスリムな形をしています。

SELFSAT

主にキャンプカー等に取り付けるBS,CSアンテナを販売しているメーカー。

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分かる人にはわかると思いますが、アンテナの設置には電波の強さを測定するメーターが必要です。
しかしこの製品には裏面に小さなディスプレイがあり、そこの受信感度が表示されるので設置が楽であるとの事。

他にも、運転中でも見たい方の為に自動的に回転し、常に電波を受信し続けてくれるタイプもありました。

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ちなみにこれの一般家庭用は日本にはまだ展開していないとの事。

HUAWEI

そしてHUAWEI。
日本未発表モデルの展示も幾つかありました。

Docotch

こちらはDocomoより発売されている子供向けウェアラブルデバイス。DSC02080

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子供に付けさせることで、どこに居るのかがGPSによって常に分かる。
さらに親からのメール等に対して、定型文がいくつか用意されており、文字を打つこと無く返信が出来る様です。
形はApple watchwを思わせる丸みを帯びた四角で、防水、防塵にも対応。
水遊び、砂遊びをしても大丈夫な腕時計ということでキッズケータイを持たせるよりも簡単なこの端末はイイかもしれません。

ただ、子供の興味を引く部分がないと、ただの腕につけるおもり程度の認識となり、勝手に外してしまったりするかもしれませんので、そのあたりはよく確認したほうがいいですね。

HUAWEI Band

こちらは過去記事で取りあげたHUAWEI Watchのように機能豊かで高級感の有るデザイン、というわけではありませんが、連続して14日の待機、連続使用でもバッテリーが3日持つウェアラブルデバイスのようです。

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カラーは3色展開。
日本にはまだ展開されていないモデルです。

G8

オクタコアでメモリ3GB、ストレージが32GBというハイエンドデバイス。
5,5インチのディスプレイはフルHDで、メインカメラは1300万画素。
Ascend G7の後継機種であろう端末となります。

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裏面の上下にスピーカーを搭載し、カメラ下に指紋認証を搭載しているようです。

honor7

こちらはHonor6 Plusの後継機種でしょう、honor7。
5.2インチディスプレイはG8と同じくフルHD,
メインカメラはなんと2000万画素で、CPUはオクタコア。
メモリは3GB、ストレージはG8より少ない16GB。

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裏面のカメラ、指紋認証の配置などはG8と殆ど同じ。
どちらかと言うとhonor7のほうがサイズ的に持ちやすいかなという印象を受けました。

Car Wi-Fi

こちらの製品はすでに日本でも販売されていますがなかなか目にしない製品。
12Vの普通車のシガーソケットに差し込むことで給電され、車内にWi-Fi環境が生まれるというものです。

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仕事柄、車での移動が多い方や趣味で長距離ドライブをする方等にオススメですね。

honor cube

リビングのTVに繋ぐデバイスですね。
Apple TVやGoogleのNexus Player等と同じ系統のデバイス。

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ストレージには2.5インチサイズのHDDが組み込まれている模様。
取り外せるということは、SSDに換装出来るのでしょうか。DSC02111

家族皆で音楽や映像サービスを楽しむことが出来そうです。

Media Q

AndroidOSを搭載したメディアプレイヤー。
クアッドコア、1GBのメモリと4GBのストレージ。
HDMIで繋ぐことが可能なので簡易的なリビングPCとしても良いかもしれません。

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日本ではまだ未発売ですが海外ではおそよ100ドルにて販売されているようです。
ローエンドなスペックながらも低価格がウリな製品のようです。

Media Pad M2 10.0

こちらはMedia Pad M1 8.0の後継機種となるのでしょう。
メモリは1GBから2GBへ、ストレージも倍となる16GBを搭載しています。解像度もフルHDとなり、オクタコア搭載、カメラも1300万画素等と、前機種に比べるとかなりスペックアップした端末となっています。

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非常に綺麗なディスプレイ。
縁はメッキ加工で高級感がありました。DSC02150 DSC02151

以前のモデルが3万程度だったのに対し、5~6万程になるのではと予想します。

まとめ

とりあえず私の興味関心の向いたブースを中心に歩きまわり、面白そうな部分をカメラに収めてきたので色々偏ったレポートとなってしまいましたがなんとなくわかって頂けたでしょうか。

確かに企業向けのイベントですのでサラリーマンの方が目立つイベントなのですが、一般の来場者もそこそこ居ましたし、子連れも僅かですが見かけました。
企業の方と一般の方で特に区別されるわけでもないので、見たいブースを好きなように見れますし、内容も新しい家電やシステム、技術やサービスと生活と隣り合ったモノが多いのでIT系でなくても十分楽しめるイベントでした。

来年の開催は2016年 10月5日~8日、会場は同じく幕張メッセで開催されます。
今後のITメディア界の新製品が見れる楽しいイベントですので興味の有る方は要チェックです。

CEATEC JAPAN 2015 ( シーテック ジャパン 公式サイト )

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