昨日、銀座にあるスワンカフェにて第二回クロネコアンバサダーミーティングが行われ、クロネコアンバサダーとして参加してきました。
第1回の羽田クロノゲートでのミーティングも非常に内容の濃いものでしたが、第二回のミーティングも非常に中身の詰まったものとなり、有意義な時間を過ごさせてもらいましたので紹介していきたいと思います。
第1回の様子はこちら↓
参考:ヤマトの物流の心臓部である羽田クロノゲート見学に行ってきた:宅急便コンパクトの開発秘話も聞けた
[adsense]
会場
会場は日比谷線東銀座駅より徒歩3分、歌舞伎座の近くにあるスワンカフェ銀座店にて開催されました。
スワンカフェ銀座店は隣にスワンベーカリーが併設されており、焼きたてのパンを購入することも可能のようです。
スワンカフェはヤマトグループの会社であり、前回行ったクロノゲートにもありました。
「障害のある方もない方も、共に働き共に生きていく社会の実現」というノーマライゼーションの理念のもとに設立された会社で、ヤマト運輸が配送ではない他の様々なサービスにチャレンジしているということが伺えます。
そしてカフェということで豪華な軽食とドリンクをいただきました。
料理はとてもお洒落な盛り合わせとなっていて、平目のカルパッチョ キャビア添えや黒トリュフのフリット等、今までに食べたことのない食材が…。とても美味しかったです。
カフェラテも非常に泡がもっちりとしていて満足感の高い一品でした。
ちっちゃいものを贈るなら
前回のミーティングと少し被る内容ですが、宅急便のニーズは大きな箱にぎっしりの荷物から小さな箱にそれなりの荷物へと変わっているそうです。
フリマアプリでのやり取りに使ったりという用途が今の所多いようですが、今回は小さな荷物を贈るのに適した「宅急便コンパクト」を使った御歳暮ならぬ「小歳暮」を贈る(not 送る)というコンセプトの元で色々なお話を聞きました。
説明はヤマト運輸、事業転換推進室の三谷さんにしていただきました。
元来、御歳暮というと金額は5000円程度と簡単に贈れる額ではないものでした。
というか、私の中では個人間のやり取りではなく企業間でのやり取りが多いイメージです。
そこで? 身近な方にも贈りやすいように中身の金額(2000円程度)及び大きさを抑えつつありがとうの気持ちを贈る”小歳暮”を提案。
よくある御歳暮用詰め合わせのセットと違い、贈る相手にあった商品を選べるのがメリットですね。
さらに梱包にもちょっとこだわれば、単なる荷物から「贈り物」へと変身。ステキです。
ちなみに宅急便コンパクト専用BOXですが、ヤマトの営業所他、Amazonでも取り扱っているとのこと。
ご当地BOX 徳島
前回のミーティングでは沖縄、広島のご当地BOXが紹介されましたが、今回は徳島と横浜のBOXが紹介されました。
まずは徳島
隠れウミガメがいるという言われなければ気づかない(であろう)遊び心。
ただ、この絵柄の面は実際には伝票が貼り付けられる部分であり、贈られた側は伝票を剥がさないと見ることが出来ません。
剥がしたとしてもあくまで紙なので絵柄ごと剥がれてしまうのがオチ。
というわけで、前回のミーティングの際に問題となったBOX表紙に伝票を貼っても絵柄が楽しめるようにという意見を尊重し、伝票とBOXの間に貼り付けるシートが開発されている旨が説明されました。
黄色い剥離紙に透明なシートが貼り付けられているのですが、これをBOXに貼り付けた上に伝票を貼り付けるというもの。
弱粘着シートなので剥がした際にBOXへのダメージを少なくすることができるようです。
まだ開発段階のシートとのことですが、ユーザーの意見をすぐに反映するという姿勢に非常に好感がもてます。
ご当地BOX 横浜
そして横浜ですが、今回は横浜の職員の方がいらっしゃってました。
クロネコヤマトと横浜のタイアップですね。
横浜が選んだ横濱ブランド「ヨコハマハイカラレーベル」というお土産に最適な商品が紹介されました。
羽田空港内にもポップアップショップがオープンしたようなので羽田に行く用事がある方は覗いてみてはいかがでしょう。
場所は国内ターミナル地下1階のようです。
その後、実際に横浜ご当地BOXにヨコハマハイカラレーベルの商品を詰めてみるという体験型ワークショップが行われました。
色々な商品がある中から5~6つを選び、梱包材、緩衝材を使いながら梱包してみるというもので、各自思い思いの一品を作っていました。
私が選んだのはタオル、石鹸とメモ帳、そして麻婆豆腐。
意外とこれくらいでも専用BOXがそこそこいっぱいになるんです。本当に意外。
そんなわけで上の話に戻ると、内容の合計金額が丁度2000円〜3000円程度に収まるというわけです。
贈る方もリーズナブルな金額で贈り物が作成できるし、もらう方も小さな箱とはいえなかなかギッシリ詰まっているので満足感が高いでしょう。
さらに、横浜のセレクトした商品ですから喜ばれないわけがないという…。
まさにwin-winな贈り物です。
ちなみに横浜BOXは表紙部分に大きな空白があり、伝票貼り付け位置を意識したデザイン。
今後、弱粘着シートの開発が進めば表紙部分も、もっと賑やかになるのかもしれません。
裏面には夜の横浜が描かれていて、箱だけでも色々なこだわりを感じます。
封を開けると蓋となる部分の裏側、ベイブリッジの横にQRコードが印字されていて、読み取ると横浜の観光情報のページが開くようになっています。
もらったこの商品ってどんなものなんだろうとすぐに調べられるシステムで、横浜への関心が深まるナイスな仕組みですね。
まとめ
第二回もテーブル毎にヤマトの方が交わりながら意見を交し合うという内容の濃いミーティングとなりました。
前回のミーティングで挙げられた問題点に即座に対応してくる点は素晴らしいと思いますし、さらにその中から問題点をあぶり出すかのように追求心を忘れない姿勢に好感が持てて良いと思いました。
今回は横浜の職員の方もいらっしゃっていて、事業間の提携からユーザーを巻き込んだうまいマーケティングだなぁと感じました。
ご当地BOXは今後も展開していくとのことですので近い未来、47都道府県のご当地BOXができるかもしれませんね。
そうなると今以上に「贈り物」文化が発展して経済への刺激等、色々なメリットが期待できます。
また、前回のイベントでもオリジナルBOXを作成してもらいましたが今回も違う柄のオリジナルBOXを作成してもらえることとなりました。
参考:でっかいネコが描かれている非売品の宅急便コンパクトBOXをもらった:今一度、宅急便コンパクトの料金・使い方を確認
現段階ではミーティング参加者のみの特典となっていますが、こういった取り組みは今後の商品展開(一般ユーザー向けのオリジナルBOX)への布石となるものなので是非とも頑張って欲しいところ。
単なる送り物から「贈り物」へ。
荷物に対して「付加価値」を付けるヤマトのサービス品質の向上に今後も目が離せません。
ちなみにクロネコアンバサダーやりたいんじゃぁ!!って方は下記から応募してみると良いと思います。
クロネコヤマト アンバサダー募集フォーム